人気ブログランキング | 話題のタグを見る

介護の現実を描きます。ITトピックスをお知らせします。旅と歴史を描いた私のHP「日本ぶらり歴史の旅」(英文もつくってあります)http://www.ab.auone-net.jp/~nut/にもぜひアクセスしてください。


by burari-skuri

論点10 空回りする政府の年金対策

かつてのピカイチ言語FIORTRAN、COBOLはいまや骨董品

 いま問題の年金積み立ては確か厚生年金から始まったと思うが、外国機の超大型コンピュータ(当時の超大型といえばIBMかユニバック製しかなかった。確か初めは総理府統計局がIBM製を導入し、厚生年金の処理に当たっていたと思う)を入れ、当時のピカイチ言語FOTRANまたはCOBOLで書かれた。

 国産メーカーは産業の黎明期にすぎなかった。筆者は当時からおなじみの年金手帳を見たような気がする。

いまや骨董品FORTRAN、COBOLがわかるシステム・エンジニアはめったにいない

 昨今は団塊の世代の退職ラッシュである。団塊の世代はFORTRAN、COBOLを習った最後の世代とわれる。新聞によれば、社会保険庁は年金手帳をコンピュータで読み取るプログラムを開発した。しかし、何百万件かの年金手帳の原本は地方自治体で破棄してしまったのだからどうしようもない。

 もしマイクロフィルムに原本を撮影したから問題ないからといっても完璧を保証されたわけではない。原本を破棄していない年金手帳にしてもコンピュータで読み取るサンプル調査では多額の費用と年月がかかるようである。これは年金手帳が破棄されなかった件数についてである。

こういう事実は、国民の前で初めてオープンに交わされた与野党間の質疑応答で白日のさらされたのであり、民主党が求めている当時破棄を決めた3人の証言を自民党の某氏が勝手に議事録から削らせたなど行為がみられたそうである。

 ガソリン税の一般財源化にしても質疑応答が進むにつれて税金の無駄使いがいまや既得権化していることがさらけだされた。言語道断である。

楽をするためと既得権を温存するためになんでもサービス・ビジネス化

 グローバル化の一環としてサプライ・チェーン・マネジメント(略してSCMという)が進む。2、3日まえにNHKがアメリカのヒラリー・クリントンとオバマの接戦をほうじていた。その一環としてSCを追求するソフト会社役員を突然辞めさせられた人の話が出ていた。
by burari-skuri | 2008-02-12 19:44 | 論点