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by burari-skuri

悠一郎の介護メモ-8

幸子の特養老人ホームへの入所、来年に延びる-ホッとした悠一郎と公子

 東京ではいたるところに介護施設ができているものの、介護保険制度にもとづく特養老人ホームへの申込者が殺到している。幸子がショート・ステイを利用してぃるBP介護施設でも特養老人ホームを併設していて、そこへの入所希望者は500人以上に達している。

 そんななかで、BP介護施設は、悠一郎、公子、ケアマネージャによる幸子の最近の一進二退の病状訴えに対応して、待ち行列リストの順番を繰り上げてくれたのだ。そして、順番が繰り上げになったからといって即入所っできるとは限らないと思っていたところを、たまたま老人ホームに空きができたので、年内に入所できると伝えてきたのだった。

 ところが、BP介護施設は非常にまじめに個人に向いた介護対応をしてくれるので、入所するに当たっては、健康診断の詳細なデータを要求している。このデータのなかに、「尿のなかに血液が交ざっているいることと、ショート・ステイのときや、デイ・サービスのときに同じ日に36度台に下がるものの、37度台の微熱が出るのはなぜか、微熱が出ても日常生活に支障はないという医師の診断書が欲しい。年内に入所とお知らせしたが、書類を整えて欲しい」と言ってきた。

 ということで、入所は見込みとして来年1月まで延びることになった。実は悠一郎も公子も、順番が繰上げになったからと言って、すぐに入所できるわけではなかろう。少なくとも来春まで女房孝行と親孝行をして送り出そうと考えていたので、あまりにあっけなく年内入所とはショックだと感じていた。いまでは、神様がその機会を与えてくださったのだと、悠一郎は考えている。

 BP介護施設は、まじめに対応するところだから、いい加減に扱わないのだということは、12月20日の担当者との面談でよくわかっている。
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板橋区の「熱帯環境植物館」のベゴニアです。
by burari-skuri | 2006-12-23 20:00 | 介護・老い