介護の現実を描きます。ITトピックスをお知らせします。旅と歴史を描いた私のHP「日本ぶらり歴史の旅」(英文もつくってあります)http://www.ab.auone-net.jp/~nut/にもぜひアクセスしてください。


by burari-skuri

カテゴリ:植物館と植物園( 3 )

c0067077_8374088.jpgしゃくなげの森

 静岡県の修善寺町、天城湯ヶ島町、土肥町、中伊豆町が合併してできた伊豆市の修善寺温泉郷の入口には、従来の修善寺町が運営していた「郷土資料館」と「ホール」があり、その前には黒米をベースとするレストラン「薬膳料理」があります。その道路を渡って筋向いにはコンドミニアムの「セザール」と連携する「ホテル滝亭」があり、誰でも一人1000円で入浴ができます。ここの温泉は、1000年以上の歴史をもつ名湯で、風邪や疲労回復、胃腸によく効きます。夕刻4時前であれば、いつもすいていて湯の量は豊富です。修善寺を詳しくお知りになりたければ、私のHP[日本ぶらり歴史の旅](http://www2.tokai.or.jp/nut/)をご覧ください。

 滝亭から温泉場へ向かって2~3分歩いたところにからほどないところに五葉館という小さなホテルがあり、そこから右へ直角の路が出ております。その道を20分ほど上がって行くと、左側の山に修善寺「梅林」があります。梅林を横目にさらに奥へ15分ほど上がって行くと「イギリス村」、「カナダ村」、「日本庭園」、「匠の里」、「しゃくなげの森」、「菖蒲園」などがある「虹の里」に着きます。園内にイギリス村からカナダ村をつなぐ園内一周ロムニー鉄道が走っていて、春夏秋冬花を楽しむことができます。子供も大人も清澄な空気、異国情緒、日本の伝統的匠の技を楽しめるのんびりした遊園地です。入園料は、大人1200円、満4歳~小学生600円です。

 もうしゃくなげも終りに近づいていますが、ここの「しゃくなげの美」をご紹介しましょう。上の写真は「しゃくなげの森」の入口を告げる「水車小屋」の風景です。いまから50数年前の農村には肯いう小屋が全国にあって、水の力を利用して米や麦をついていたものでした。2枚目の写真は、入口からほどないところに交じり合って咲き競うありさまです。c0067077_8421144.jpg
















 3枚目は真っ赤に咲き誇る「プレジデント・ルーズベルト」と命名された石楠花(しゃくなげ)です。しゃくなげは非常に多種類の花だそうです。c0067077_8543759.jpg

















 4枚目は、白いしゃくなげの花です。しゃくなげは、「つつじ科」だそうで、小さな白は「可憐」、絢爛たる大きな白は「高貴」な感じがしますね。c0067077_9194086.jpg


















 最後の5枚目は、しゃくなげではありません。カナダ村の温室で見たブーゲンビリアがあまりにきれいだったので、掲載させていただきました。c0067077_9251752.jpg
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by burari-skuri | 2005-05-17 17:08 | 植物館と植物園

春爛漫にあと一息

桜前線北上遅れる

4月2日、3日と桜の名所を視察がてら、散策を楽しんできました。2日は、元禄の老中で忠臣蔵などの芝居や映画に顔を出す柳沢吉保(川越藩主)が自ら設計し、指揮して築園したという六義園(りくぎえん)へ家内と娘を伴い散策してきました。

3日は、家から歩いて20分のところにある石神井川(しゃくじいがわ)で、昼食を食べにでかけたあとの散策です。こちらは、残念ながら昨日までの底冷えのする天候のために、一分咲きにすらなっていないありさまでしたので、写真は撮るのをやめにしました。あさってもう一度見に行き、開花していましたら写真を撮り、ここへ掲載いたしましょう。

私は、ここ板橋区に半世紀以上住んでおりますが、40数年前には石神井川といえば、土手につくつくぼうしとタンポポが連なるのんびりとした、散策の川辺でした。石神井川は、練馬区、板橋区、北区を縦貫し、隅田川へ注ぐ川で、両岸には延々約8キロにわたって桜の木々が植わっていました。ところが、40数年前に利根川が氾濫し、ほんとうに板橋まで水がきて、小舟さえ出たために、石神井川を護岸工事したおりに、川底までコンクリートにしてしまったのでした。幸い、桜の木々は残されたので、いまも石神井川は、三つの区を縦貫する桜の遊歩道になっています。

満開時には、文字どおり「花の雲 鐘は上野か 浅草か」という俳句がぴったりの春爛漫の景観を呈します。桜並木の長さは関東一といわれるのに、コンクリートの川で風情不足のためか、マスコミは報道しないのです。残念でなりません。

春夏秋冬に花咲く広大な六義園

c0067077_16483034.jpg六義園は、いまは東京都の管理下にあり、入場料は一般300円、65歳以上150円です。山手線のJR駒込(こまごめ)駅で下車して3分のところに、こんもりした緑の園が見えます。それが六義園です。小石川の副将軍水戸光圀が完成した後楽園より広大な回遊式庭園で、けやき、泰山木、こぶし、きぶし、すだ椎、やまもも、桜、えのき、楠、赤松、黒松、などなどの巨木が散策客を楽しませてくれます。総じて巨木は、他の,名園の木々にくらべて背が高いような気がしました。ある意味で、江戸文化の絶頂期にある老中の権勢を表しているともいえましょう。
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真中に広い美しい池があり、変化に富む景色を眺めながら散策を楽しむことができます。花暦を述べますと、1~2月は、ロウバイ、サンシュユ、梅、3月は、ミツマタ、キブシ、ツバキ、コブシ、枝垂れ桜、4月は、ソメイヨシノ、ツツジ類、ヤマブキ、5月は、ミズキ、エゴノキ、ウツギ、サツキ、6月は、アジサイ、泰山木、7月は、サルスベリ、9月は、萩、10~12月は、山茶花、チャが咲き競うそうです。

なかでも写真に掲げた枝垂桜有名です。2日に行ったときは、五分咲きでしたが、見事なものでした。もう一枚の写真は、ミツマタです。枝が必ず3本に分かれていることから、ミツマタの名がつきました。夜は9時まで枝垂れ桜のライトアップがなされ、1日の晩には4500人もの観客がつめかけたと、テレビで放映していました。

2,3日来の底冷えで石神井川の桜の満開は1週間遅れ

私は、5日にもう一度石神井川に行ってみました。東武鉄道東上線の始発駅である池袋から四つ目の中板橋駅で下車、徒歩で約3分のところに石神井川が流れていますが、ここの景観が満開時には最高に見事です。しかし、今年は、先週いっぱい続いた底冷えのために、桜は5日現在、写真のように未だ三分咲きといったところです。
c0067077_20284436.jpg中板を手始めに王子方面に遊歩道を楽しむのも一興だと思います。多分、今年の満開は、8日頃になると思います。





三嶋大社に春爛漫到来

4月6、7日の初夏のような陽射しで、静岡県三島市の古來名高い三嶋大社の境内では、桜が一斉に満開になりました。三嶋大社は、千数百年の歴史があり、武家政治の創始者源頼朝が払暁にお百度参りをして戦勝を祈願し、韮山で旗挙げをしたことで有名です。

鎌倉の鶴岡八幡宮は、社殿や池の配置がここ三嶋大社を原型として頼朝が建てたものです。詳しいことは、私のホームページ「日本ぶらり歴史の旅」(http://www2.tokai.or.jp/nut/)にアクセスしていただけば、ご覧になれます。

三嶋大社の参道は、桜の老木で埋め尽くされています。枝垂桜の多いことでも一見の価値があります。ここでは、池面に垂れ下がる枝垂桜の7日の情景をお伝えしましょう。c0067077_11165776.gif
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by burari-skuri | 2005-04-03 17:24 | 植物館と植物園
徳川将軍家光が狩をした高島平

熱帯館のある高島平は武蔵野の一角を占め、江戸時代に3代目将軍徳川家光が狩をした「徳丸が原」という広大な原っぱに隣接しています。板橋区の資料によると、将軍が諸大名を従えて狩をしたときしとめた獲物は、数十頭の鹿を始め、おびただしい数の鳥獣だったそうです。これらの獲物は、ほとんど諸大名に下げ渡しになったと伝えられます。

年配の方がたは「高島平」と聞くと、戦後のマンモス団地の最初の建設地のひとつだったことを覚えておられるでしょう。ここだけで2万人からの人びとが住んでいる巨大団地です。十数階の共同住宅のハシリでもありました。昭和40年代に建設されました。

江川太郎左衛門が師事した洋式砲術の高島秋帆-地名の由来

高島平の地名の由来は、幕末に幕府の侍たちに砲術を教えた高島秋帆の苗字からきています。幕末の地方代官としていまの静岡県韮山に屋敷を構えていた日本のダヴィンチとか、ゲーテといわれる江川太郎左衛門は、大砲を製造する反射炉を建設したことで有名(その反射炉は現在、韮山の名所のひとつになっています)ですが、彼も洋式砲術を高島秋帆に師事しました。

高島秋帆は、徳丸が原で大砲の実射を含む砲術の演習をしたのですが、そのうちの砲身のひとつが、下赤塚の松月院という寺院の境内の一角に記念碑として残っています。ついでですので、そこへ行く道順を書きますと、東武鉄道東上線の電車に乗り、八番目の下赤塚駅で下車、線路に直角のバスが通る路(春にはずっと続くハナミズキの並木の開花を見ることができます)を約20分歩くと、線路に平行の大きな道路と交わる四つ角に至ります。その四つ角を渡って右側が松月院です。ちょっとした大きな寺です。

もうひとつ、ついでですからつけ加えますと、さらに線路に直角の路を歩くと、行く手の左側の丘のうえに巨大な東京大仏がクッキリと姿を現わします。大仏は乗蓮寺の境内にあり、約8メートルの高さで、奈良、鎌倉に次ぐ大仏です。乗蓮寺は、徳川家康が10石の朱印地を寄進した格式の高い寺です。また、8代目将軍吉宗が、鷹狩のとき、休憩所にしていたと伝えられます。

珍種の植物が多い熱帯館

板橋区の人口は約53万人で、そのうち外国人は約1万5,400人ですから、30万人以上の川越市や約11万人の三島市の人口からみて、一般的に地方都市の2~5倍の規模です。人口が多ければそれだけ裕福と思われます。それだからか、板橋区にはプラネタリウムを備えた科学館や、熱帯植物を専門に集めた植物館など、面白い館が多く存在するのではないかと思います。

さて、今日のテーマの熱帯館には都営地下鉄の高島平で下車、徒歩で5分のところの区営温水プールの隣にあります。私はシロウトでわかりませんが、この熱帯館には珍種の熱帯植物が多いようです。入場料は、大人200円(65歳以上は100円)ですが、4月から220円になります。

地下の展示場から上へ上へと歩く順路の最初は、小規模な水族館といっていいでしょうか。ここでは、細長い枯葉が水中をタテに漂っているような魚たちや、骨が全部透けて見える骸骨のような小魚たちや、ほんとうに竜が産み落としたようなタツノオトシゴたちが泳いでいるのが見られます。

1階への入り口は、水槽の中を泳ぐ魚群を見られるマングローブの林になっています。順路を進むと、バニラ、ヒカゲヘゴ、アマゾンユリ、アンセリウム・アントレアタム、ビョウタコノキといった舌を噛みそうな名前の熱帯植物がわれわれを迎えてくれます。

長くなりますから、ここでは二つだけ写真をお目にかけます。上の写真は、ビヨウタコノキ(アカタコノキ)の実です。メスとオスの木があり、オスの木は橋になっている通路をまたいだ反対側に生えています。原産地は、マダガスカルだそうです。一見したときは、ドリアンではないかと見まがいますね。

下の写真は、高山に生殖するキキョウランの実です。3ヵ月ほど前に咲いていた花もこのように可憐で澄んだブルーでした。実になっても、このように宝石のようなブルーを保っている草花は珍しいのではないでしょうか。

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by burari-skuri | 2005-03-11 20:24 | 植物館と植物園