介護の現実を描きます。ITトピックスをお知らせします。旅と歴史を描いた私のHP「日本ぶらり歴史の旅」(英文もつくってあります)http://www.ab.auone-net.jp/~nut/にもぜひアクセスしてください。


by burari-skuri

カテゴリ:ITトピックス( 11 )

薄型テレビの競争激化へ

 筆者は前にも書いたが、薄型テレビの価格まだjまだ安くなるので、いま買ったらあとで後悔する。薄型テレビは大きくいって液晶テレビとプラズマテレビとがある。筆者は5月3日付のITトピックスに携帯電話には原価が安い発光ダイオード技術が使われていることを書いた。

 そこへアメリカ発の金融不安が襲っている。その中でメーカーは利益を上げなくてならない。最初に値崩れ起こすのは量販店に収めているメ-カーだろう。
 

突然アメリカで電子本市場が出現

 日本でも若者ウォークマンを電車の中で聴く姿が広がったのはついこの間の話。日本では携帯電話の携行が学校で禁止される方向にある(筆者も大賛成だ)が、成熟したアメリカでは新聞社や雑誌社に音楽のダウンロート市場が突然エレクトロニック・ブックのかっこうのシジョウとして浮かび上がってきた。アマゾンのように簡単に代金が支払える仕組に読者が好感しているらしい゙。   


ロンドンエコノミストはアップルがアマゾンとの商戦で勝利するかもしれないと予測している。つまり、ダウンロード市場に照準を当てたハードウェアiPod,iPhoneが出回っており、iTune(2003年にアップルが音楽をダウンンロードできるように発表したソフトウェアでiPod,iPhon上にダウンロードできる)iPod,iPhonは、携帯電話とは違う。
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by burari-skuri | 2009-03-01 15:22 | ITトピックス
だが、ウェイトまだ少ない

 携帯電話の普及で何でもダウンロードするケースが増えている。そこでテレコム各社は南方の暖かい国ぐにの基地局にエネルギー消費の少ないグリーンネットを構築しつつある。若者の行動はまずダウンロードしておいて、あとは聴きたいとき、見たいときに再生するのが常識。しかも携帯電話機からそれをやる。それでインターネットはパンクしそうだ。

 テレコム各社とは例えば世界一の携帯電話会社ボーダーフォンといった会社。だが、グリーンネットの構築は始まったばかりで、ウェイトは大したsことない。このままではパンクが憂慮される。
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by burari-skuri | 2008-12-19 15:26 | ITトピックス
インターネット社会ならではの新現象

 インターネット社会ならではの新現象とは次の現象と考えられる。

*個人の集客率が従来のそれとくらべて一桁上がった。
*出会い系サイトのように見ず知らずの人間が容易にt離合集散できるようになった。
*バーチュアル・リアルテイの世界に自己のアバターと呼ぶ化身と呼ぶを自由に表現できるように 使いようによって覆面のまま人と交流できるいようになった。言い換えれば着せ替え人形の  表現の部品化が進み、自分は何ものか正体を隠したまま自由自在に言わば名詞をつくれるよ うにな った。

  目はパチクリ、頭は格好のいいかつらを自由自在にかぶれるようになった。気に食わなければ即座にほかの顔にすげ替えることができる。これをアバターという。

*グーグルのようなポータルと呼ぶ検索エンジンにキーワードを入れればたちどころにその時  点で最も新しい辞書を手に入れることができるようになった。
 
インターネットの生い立ち

 冷たい戦争時代の宇宙開発葉は旧ソ連のほうが進んでいて、人類最初の有人打ち上げはソ連だった。先を越されたアメリカは、例え原爆投下があってもつぶれないコンピュータ・ネットワークを1970年代に開発した。

 インターネットの普及は早かった。その結果、次の新現象が起こった。
 
*集客率の桁違いの上昇。とくに携帯電話のインターネット接続後は急上昇。
*今日では携帯小説さえあらわれているが、文章は必ずしも美しいとはいえない。
*ライブ仮称のように個人の集客率が格段に上昇したので、大きな資本が動くようになった。 

 上述の結果減j、人間は現実とコンピュータ上でつくられたバーチュウアル・リアリテイを区別しなくてはならなくなった。

 ネット社会で肝に銘ずべきことは、入手され得るのは量であって必ずしも質ではないということであ
る。言い換えればそこに提供されているものは必ずしも優れてはいないというこである。
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by burari-skuri | 2008-09-27 17:44 | ITトピックス
100万台のパソコンをつなぐ

 世の中の個人が使っているパソコンは使わないときは、遊んでいるわけだ。それらをつないで巨大なスーパーコンピュータとして利用するソフトウェアをグリッドという。個人はそのアイドリング・タイムを寄付することによってプロジェクトに参画できる。

 一方、このところの地球温暖化で稲作不良の危機が懸念されている。そこで栄養価が高く、大量に収穫できて、抵抗力の強い米の開発が急務となっている。

 IBMは、d世界最強のIT企業である。このプロジェクトはフィリピン本部を置くインターナショナル・ライス・リサーチ・インスチチュートワシントン大学の微生物学部、IBMの研究者らが共同で取り組み、原子レベルの構造に立ち入って従来のkスーパーコンピュータなら200年かかる計算を2年以内で終える計画である。

IBMの3つのアプローチ

 なお、約100万台のパソコンをつないだパワーは、現在の世界の上位3位のスーパーコンピュータと同等である。

 IBMは、グリッドのほかに1枚のIC基板に100万プロセッサーを収容した一ヵ所集中型スーパーコンピュータを開発中である。

IBM発表の英語の原文を読みたい読者の方は次のアドレスにアクセスしてください。
http://ibm.com.press/US/en/pressrelease/2402.wss

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読者の方がた、ズッキーニ(写真左)といえば西洋きうりみたいな感じですが、うり科のかぼちゃ属です。どんな花が咲くのでしょうか?写真のような見事な黄色い花が咲きます。
ゴーヤ(写真右)はうり科つるれいし属で、ベランダなどに栽培すると冷房になります。
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by burari-skuri | 2008-05-22 14:07 | ITトピックス
グローバル市場では勝ち組は2社程度

 グローバル市場で生きてゆくのは2社程度、大型スクリーンTV市場での生き残り競争が始まった。まだまだ安いテレビが出てくる。まだはやいものの、年末の商戦にメーカは賭けるだろうが、まだまだ安いテレビが出てくるだろう。いま買ったら損だ。

 パイオニアが全面的にプラズマ・パネルを生産停止し、テレビの組み立てに専念する決定を行った。これで日本のプラズマ・パネル・メーカーは日立、東芝の2社に集約される。グローバル市場でいき乗って

  ソニーは10万円を切るELDテレビを発表したが、これは液晶技術をプラスチックスに応用したもので、コダックが基本特許を握り世界の70社が実用化に取り組んでいる技術。携帯電話の世界ではとうに搭載されている液晶を応用したより鮮明で安くできる技術。大型スクリーンTVはこれから安くなるはず。いま買ったら損だ。

 液晶技術はパソコン系(インタネット系)で、2010年には折れない、定期的に中身をインターネットを介してダウンロードできる電子新聞が登場すると思われる。

 プラチックスに応用した技術は、有機発光ダイオードと呼ばれ、OLED(OPTICAL LIIGHT-EMITTING DIODE)の略。日本メーカーは有機ELと呼んでいる。

 
パイオニアはプラズマ大型スクリーンTV生産を松下に委託、テレビ組み立てに特化

 パイオニアはこれまで大型プラズマ・スクリーンを自ら生産してきたが、松下に委託し、テレビ組み立てに専念することにした。これでグローバル市場に向け生産する日本メーカーは松下、日立の2社になるが、おそらく世界的に見てもこの2社が生き残るのではなかろうか。

 
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by burari-skuri | 2008-05-03 12:17 | ITトピックス
ベース技術はすでにある-それを連携させる必要

IBMはイノベーターを自認する世界最大のコンピュータ・メーカーであり、世界最強のIT(情報技術)企業です。そのIBM社本社が昨年暮に今後5年以内にわれわれ人類の生活を一変させるであろう次の時代の5つのIT技術潮流は何であるかをは発表しました。その5つとは、

1 いつでも、どこにいても健康管理
2 あなたの気持ちをわかってくれる携帯電話
3 一般的になるリアルタイムの音声翻訳
4 新たな体験を引き起こす3次元インターネット
5 環境問題、例えば飲料水の供給不足も新技術で解決

です。詳しく知りたい人は、日本IBMのホームページ(http://www.ibm.com/jp/)にアクセスするか、googleの検索エンジンに「IBM Five in Five」と入力し、「go」をクリックしてみてください。では、人類の生活を革新させるこれらの技術の内容を見てみましょう。

社会一般が受け容れるまでに10年はかかる?

 IBMは1.健康管理について、「糖尿病や心臓・腎臓循環器の病気など、慢性疾患を抱えた何百万もの人々が、自身の健康状態医療の専門家に監視してもらいながら、日常生活を送るようになります」と書いていますが、いまセコムのセキュリティ・システムが金持ちか早いもの好きの人のいえにしか導入されていないように、これは一定の進歩的医療機関とj比較的恵まれた患者たちの話で、社会一般の現象となるまでには少なくとも10年はかかるでしょう。

 5つの技術の全部にあてはりますが、 ベースになる技術は無限の日進月歩を遂げつつある半導体技術と通信技術で、マイクロプロセッサーが自動車にどんどん搭載されつつあるように(すでに進歩した車には50以上のマイクロプロセッサーが埋め込まれています)、例えば冷蔵庫、洗面所の鏡、ウォッシュレット(便座)にさえ埋め込まれ、あなたの顔色や血圧・脈や血糖値や排泄物をセンサーから吸い上げ、処方を指示してくるようになるでしょう。

 もっとも、こんなにいちいちチェックされることをあなたの自尊心とプライバシーの保持の権利を許すかどうかは、あなた自身が決める問題です。

 IBMは、医療機関が個人一人一人のカルテ情報を含めて、医療データベースのを共有し、利用するシステムの導入を大病院や医療法人に奨めてこれらの組織のイノベーションを助けてきました。おそらく病院市場のこうした新しいシステムのシェアは世界ナンバーワンではないでしょうか?

携帯電話があなたの秘書に

 IBMは2番目の技術について、「携帯電話や携帯情報端末(PDA)が、ユーザーの居場所(通勤中、オフィスで仕事中、起動中なども)や嗜好を自動的に把握能力を身につけるでしょう」と延べています。PDAというのは、Personal Digital Assstant(またはAssistance)の頭文字で、デジタルつまりコンピュータ機能をもった装置という意味です。

 つまり、いまでもパソコンを操作できる人は、携帯電話より高いレベルの情報処理をやっています。1でかきましたように飽くなき半導体技術の進歩によってマイクロプロセッサーはどんどん高速になり、記憶容量は目覚しい拡大を続けます。あおうすると、そういった半導体製品を使った携帯電話やPDAを売らなければメーカーはやってけません。

 一方、記憶容量が大きくなり、情報処理を高速に遂行できるマイクロプロセッサーが出回るようになると、いままで机上にのったパソコンや大型コンピュータでしかしょりできなかったソフトウェアが携帯情報機器に降りてきます。

 ユーザーの居場所がどこかは、いまでも携帯電話会社は把握していますが、プライバシーを守るためにこうかいしません。しかし、一人一人が高度のマイクロプロセッサーを埋め込んだ携帯情報端末を携帯すると、居場所の把握はやすやすとできます。迷子になったお年寄りの発見は「何の太郎」ベースでできるようになります。

 それから嗜好を自動的に把握する問題は、携帯情報端末を持っている人の嗜好と行動を統計的に解析するソフトウェアがつかわれるのではないでしょうか?いずれにしても、こうした技術のベースはもうあるのです。

短い会話なら日本語で話したら相手の電話に英語が声で出てくる

 こちらが日本語で話したら即時英語の声で訳がでてきたら、どんなにか国際理解が進むだろうとは誰でもが抱く夢です。もうおよそ10年前からですが、パソコンに向かって声で書きたいワープロを発音すれば、パソコンが自動的に文章を書いてくれるソフトウェアが出てきました。大手コンピュータ・メーカーはそれぞれの技術でソフトウェアを開発したのですが、結局、IBMの技術がすぐれているとみえ、IBMと技術使用許諾契約を結んでいるようです。

 ただ、現状ではあらかじめ使用者の声を登録(以前は300文章を朗読しなくてはなりませんでしたが、その後より少ない文章でよくなっています)しておく必要がありますし、ずーずー弁のようなひどいなまりがあると、認識しません。

 人の声の認識(音声認識)技術があれば、リアルタイム(即時)自動翻訳ができるわけではありません。各国語は、表現も違えば、文法も違うし、構造も違います。その上文化が違うので概念も違います。各国語の間に「こういう文句」は○○語では「こう」という橋渡しをする辞書を開発してもまだ完璧ではありません。人間である以上暗黙のうちに知っている人類共通のエスペラント語のような中間言語の辞書や、各国語の間を橋渡しする電子辞書も開発しておかなくてはなりません。

 自動翻訳した文章を人間の声に合成する音声合成システムも開発しなくてはなりません。こうした研究は人工知能の研究で、1960年代から営々と積み重ねられてきましたが、とくにこの25年来長足の進歩を示しました。しかし、リアルタイムの音声翻訳は、初めは短い文章に限られるでしょう。

没入型のインターネットで超現実世界を体験

3次元インターネットというのは、今のインターネットが立体的といっても遠近感をもつ手法で映像が描かれているのに対して、もっとリアルな3次元法を使って仮想現実感のある映像をパソコンや情報処理機能を持ったテレビに音声とともに表示しようというもです。

 仮想現実感のことをバーチャル・リアリティ(virtual reality)といいますが、あとは映像の中身(コンテンツ)で、研究はかなり進んでいます。例えばホログラムという手法を使うとはるかにリアルな映像を表示することができます。

 いまでもルーブル美術館やエルミタージュ美術館にアクセスすると、展示室へ入っていって有名な絵画をみることができますし、プリントさえできます。ゆくゆくは例えばモナリザを描いたダヴィンチ自身のバーチャル・リアリティの映像がこの作品をどうしてえがいたかを説明してくれるかもしれません。

 しかし、だれかがこのバーチャル・リアルなコンテンツを制作しなくてはなりません。3次元インターネットの利用領域は無限で、」その影響は甚大です。現実と超現実は違うんだということを教育する必要がありますし、社会的に悪用に対するなんらかの歯止めが必要になるでしょう。

 3次元表現法だけを映像の表示につかうことはできますから、超現実感のほかにいろいろな場面に利用されるのではないでしょうか。

ナノ・テクノロジーの飛躍的進歩

 今後企業経営は、環境問題を無視することはゆるされません。企業は常に環境を考慮しつつ運営していかなくてはなりませんが、ここで大きく期待される技術は、ナノ・テクノロジーとITです。ナノ・テクノロジーは10億分のXメートル単位の微細な技術です。すでにIBMの科学者らは原子を動かすことに成功しています。

 ス-パーコンピュータはどんどん高速化し、今まで解析できなかったことが可視化によってわかるようになったり、新しいクスリの開発サイクルも早まってきつつあります。
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by burari-skuri | 2007-01-14 15:08 | ITトピックス
マイクロソフトが新OSを発表

 世界第1位のソフトウェア会社であり、またパソコンOS(オペレーティング・システム=コンピュータを自由自在に動かす基本ソフトウェア)市場のおそらく98%を制しているマイクロソフト(略してMSと言います)が5年ぶりに新OSウインドウズ・ヴィスタ(Windows Vista)を2007Office Systemとともに世界市場に向け11月30日に正式発表しました。個人向けの出荷は2007年1月末にずれ込むとのことです。

 いま最も普及しているOSはXPで、それまでのシロウトによるパソコン(業界では略してPCと言ったりします)の操作を格段にやさしくするとともに、映像や音の再生・記録を飛躍的に容易にした魅惑的なOSです。コンピュータ・メーカーのOSというものは発表されたときは、プログラムのあっちこっちにバグ(なんきん虫=プログラムの間違い)があって、システムが不安定だといわれます。しかし、発表から5年も経てば、世界中の使われているパソコンがほとんど新OSを使っているというふうになってきました。


Vistaの新機能

 XPがそうでした。つまり、いまはXPの全盛です。そこへ向かって新OSVistaが発表されました。Vistaの新機能は何かといいますと、次の機能が格段に強化されたといえましょう。

*ユーザー・インタフェース(使用者とパソコンの対話の仕方)がXPよりもさらにやさしく一新されました。つまり、使う人がパソコンにやらせたいと思うことを、今以上に容易に命令できるようにしたといわれます。ですが、XPとどちらがやさしいかは実際に使ってみないとわかりません。とくに企業で導入している場合は、それまで使い込んだOSのほうが慣れているわけで、何百台、何千台と使っているのですから、それらをおきかえるとなるとお金がかかるので、冷静に成り行きをみるのが普通です。

*セキュリティ(データの安全性=ハッカーなどの侵入、ウィルスの汚染、情報の盗用などの防御手段)が格段に強化された。具体的にはデータを蓄積しているハード・デイスク全体を暗号化したBitLockerというソフトウェアと、ユーザーのアクセス権を動的に管理するUser Acount controlというソフトウェアを付加あしました。

*ノートといわれるパソコンや携帯電話からいわゆるiモードで対話できる機能を強化した。筆者はiモードは使っていませんので無関心ですが、産業的には見逃せない機能だと思います。

*このほか、サーチ機能と、ネットワーキング機能が強化されたと発表されました。

新OSをあわてて買う必要はない

 さて内外の情報を読んで総合しますと、新OSがでたjからといって、あわてて飛びつく必要はありません。いつもそうですが、新OSはそれまでのOSにくらべてコードの数が増え、重たくなっているのが普通です。
 
ニューヨーク・タイムズのホームページによれば、アメリカでは例えば、いまパソコンでXPをかけているユーザーがVistaを買い、デジタル・デイスク・ドライブ(DVD)を動かすには、99ドルから259ドルほどハードウェア(メインメモリーやより速いマイクロプロセッサーなど)を買い足さなければならにということです。ほかのことをやらせる場合も同様です。

 パソコンを始めて買う人は別として、なぜあわてて新OSを買ったら経済的に損かといいますと、パソコンは技術革新がきわめて早い製品で、いま10万円するものが2年3年後には1万円、いや1,000円で買えるかもしれないからです。とくにメモリー容量の増加速度、パソコンの心臓部であるマイクロプロセッサーの速度アップは目を見張るものがあります。 
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by burari-skuri | 2006-12-14 16:45 | ITトピックス
薄くて折り曲げられ、情報を入れ替えるデジタル新聞の時代がやってくる?

 6月30日の日本経済新聞に1面に「薄くて曲がる照明 実用化へ」という記事がのっていました。内容は、「コニカミノルタホールディングは2007年度にも、最先端の発光素子の有機EL(エレクトロ・ルミネセンス)を照明向けに商品化する」というものですが、同社が開発した照明は、蛍光灯なみに明るいので、オフィスか家庭にひろがるだろうというものです。寿命も1万時間に向上したといいます。同社は、これを蛍光灯より安くして2010年に発売、200億円の売り上げを目指すとしています。

 すでに書きましたように、有機EL(発光ダイオード)のディスプレーは、すでに携帯電話機に使われています。紙のように曲げられるということは、それに文字や映像を表示できるということです。しかも、いつでも、何回でも、そこにのっける情報を入れ替えることができます。

 紙のように折ったり、曲げたりでき、情報を挿し変えるデジタル新聞をつくることは、いまや可能なのです。IBMは、いまから何年も前にデジタル新聞を完成し、報道陣に参考品という形で公開したことがあります。ただ、問題は需要があるか、ないかです。しかし、需要は創造するもの。10年以内には、電車やバスにのっている人びとg、無線通信網とインターネットを介して送られるデジタル新聞を読んでいるかもしれません。
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by burari-skuri | 2006-07-20 20:38 | ITトピックス
 100年以上も続いたコニカ(小西六)が、フィルムから撤退することになりました。デジカメが普及し、もはやフィルムのDPE(現像・焼付・引き伸し)を頼みにくる消費者はほとんどいなくなったからです。デジカメと高機能プリンターがあれば、自分の家で写真屋さんよりもっと鮮明な写真を何枚でも印刷することができます。「デジカメ」は「デジタル・カメラ」の略です。

もう一度全家庭がテレビを買い替える時期が来る

 そういえば、テレビ放送も2008年から待ったなしにすべてデジタル放送に変わります。そうなれば今の受像機では視られないので、全デジタル受像機に買い替えるか、デジタル移行に対応可能の受像機にチューナーをつけて視聴しなくては、テレビ放送は視られなくなります。もっとも、アナログ放送は、2011年までは行ってよいのですが・・・。

携帯電話機はデジタルの実験場

 4月1日から「ワンセグ」と称する地上デジタル波放映サービスが始まりました。携帯電話でテレビ放映が鮮明に視られるというものです。そのほか携帯電話で買い物ができるクレジットサービスも始まります。なぜ鮮明なのでしょうか? 携帯電話機は、デジタルの塊であるだけでなく、新技術の実験場として格好の製品です。デジタルは情報、映像、イメージ(例えば文字)、データを0と1の連なりに変換して送受するので、アナログ信号のように途中で減衰がないからです。

プラスチックだってスクリーンになる

 携帯電話機のなかには、実はプラスチック製のスクリーンを使っているものがあります。日本の電機業界で、「LED発光ダイオード」と呼んでいる技術を使っています。安いプラスチックをテレビ・スクリーンに応用すれば、デジタル・テレビはどんどん安くなります。ところが今、メーカーは何十万円もする大スクリーンの薄型液晶テレビやプラズマ・ディスプレー・テレビをコストダウンする競争に懸命です。

 なるほど両方とも在来型テレビよりも、ずっと鮮明です。しかし、全デジタルの機能を備えていれば、当然その分だけ高価になります。とにかくメーカーは今のうちに大いに売りたいのです。テレビにプラスチックを応用するには、それなりの開発努力が必要です。プラスチック・スクリーンの基本特許は、コダックが持っています。やがてテレビ放送が全部デジタルに移行すれば、全国の全世帯がテレビを買い替えなくてはなりません。そしてメーカー間の激しい競争に突入し、やがてプラスチックをスクリーンに使うメーカーが出てきます。

 そうなると我も、我もの競争になり、デジタル・テレビはどんどん安くなるでしょう。私は、それまではチューナーで凌ぎ、安くなってからデジタル・テレビを買うつもりです。もっとも、今だってインターネット接続サービスをブロードバンド契約にすれば、パソコンでデジタルの映画を楽しむことができます。

広告業界の在り方も変わる

 スーパーマーケットやコンビニエンス・ストアやデパートは自分の店の壁や屋上にネオン・サインや電光掲示板を掲げ自分の宣伝をしていますが、英誌エコノミスト2006年テクノロジー四季報(3月11日発行)によれば、アメリカでは例えばウォルマートが「デジタル・サイネジ(Digital Signage)という巨大なフラット・パネル・ディスプレーを取り付けて、自分の宣伝ではなく、いくつもの会社の広告やニュースやエンタテイメント(娯楽)を絶えず繰り返し映し出す計画です。これらの情報は、人工衛星か、インターネットを介して簡単に更新することができます。

 こうなると巨大なスーパーが広告業界入りするわけで、広告会社はうかうかしておられません。日本にも遠からず「デジタル・サイネジ」は浸透するでしょう。デジタル革命のキーワードは「何でもハッキリ」ということです。
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by burari-skuri | 2006-04-10 17:00 | ITトピックス
ブレード・サーバーの上にソフト、サービスをパッケージ化

 米IBMの子会社日本IBMは2月28日、ITトッピクス(1)に書いたグリッド・コンピューティングを実現するソリューション(問題解決策)の第1弾として、ハードウェア、ソフトウェア、導入・教育支援サービスをパッケージとして販売する「IBM Grid & Grow オファリング」を世界のITベンダーに先駆けて発売しました。

 ただ、このオファリングのプラットフォームとなるハードウェアは、ここ数年新種のコンピュータとして登場してきて注目されているブレード・サーバー(IBMの製品名は「ブレード・センター」)というビジネス系のサーバーで、今回のオファリングではAタイプ:ブレード・センター3枚構成から最大構成が6枚までをつないでシングル・システムとして稼働させるソリューションで、価格は最小構成(3枚の場合)で275万円からです。価格は、別々にブレード・センターを3枚購入した場合に比べて35%安となります。Bタイプは、7枚構成から最大構成14枚となります。最小構成の価格は、500万円からです。

ブレード・サーバーとは

 なお、ブレード・サーバーというコンピュータは、ブレード(刃)のようにうすっぺらい基盤にメモリー、ハードディスク、マイクロプロセッサーが配置されており、ブレード1枚が立派な独立した1台のコンピュータにあたります。これをラック・マウント(棚を重ねていく方式)に設計されているボックスに挿し込んでいけばブレード・コンピュータを増設できます。挿し込むだけで、従来のコンピュータのようにスパゲッティのような配線をしなくて配線が完了するようになっています。IBMのブレード・サーバーは、タテの棚方式ではなく,横に増設していく方式を採用しています。IBMがブレード・センター(BladeCenter)の製品名でブレード・サーバーを発売したのは2002年10月で、以来、IBMは日本のブレード・サーバー市場で第一位のシェアを維持しています。第二位はヒューレット・パッカード(HP)です。

 このような増設の容易性、コンピュータの経済性、性能の集積生、いわゆる計算センターや企業の情報処理部では、1990年代までのように大きなコンピュータを設置する必要が少なくなるので、将来、パソコン以外のコンピュータが4台使っていれば1台は、ブレード・サーバーになっていくという予測もあります。

 今回のIBMのブレード・サーバーに適用したグリッド・コンピューティングはまだ小規模にとどまっていますが、いずれ地理的に遠く離れている何十万台ものパソコンをインターネット上でつないで、巨大な計算をする事例が出てくるでしょう。

必要時に地理的に離れて設置されている数十台のコンピュータをつないでシングル・コンピュータ・システムとして稼動させるソフトウェアなら、ここ2~3年にコンピュータ・メーカーやユーザーから発表されていますが、今回のIBMのように、ハードウェア、ソフトウェア、導入・教育支援サービスをパッケージとしてソリューションを提案・販売するのは世界でも初のことといえましょう。

 もともとネットワーク上の数十万台のパソコンをつないでシングル・システムとしてスーパーコンピュータの役割を果たさせる発送は、科学技術界の要請ですから、いずれ大規模なシステムの事例がアカデミックな世界から登場してくるでしょう。
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by burari-skuri | 2006-03-06 15:20 | ITトピックス